現代東南アジアにおける出版に関する諸問題

― ベトナムとタイを中心に ―


 

<ポスター①>
澁谷由紀「ベトナムの出版物をめぐる状況―書店街の風景と図書館OPAC から―」

<ポスター②>
宇戸優美子「タイの読書文化を支える書店について ―バンコクの独立系書店を中心に―」

 
図書や雑誌の出版、流通、そして図書館等による保存はその国の文化の発展に大きな役割を果たします。
本報告では、東南アジア諸国の中でも、植民地支配や分断国家を経験し現在の政治体制が共産党一党支配であるベトナムと、植民地支配を経験せず、現在の政治体制が立憲君主制であるタイという二つの対照的な国に焦点を当てます。そのうえで国家による出版政策や、民間事業者による出版・流通活動、図書館等による保存といった問題について考えます。

*ポスターの内容は報告者個人の見解に基づいてまとめられたものであり、機関の公式の見解を示すものではありません。本報告は2022-2023年度U-PARL協働型アジア研究プロジェクト4「近現代東南アジアにおける出版に関する研究:ベトナムとタイを中心に」の成果の一部です。
なお、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄附研究部門(U-PARL)の活動については関連ポスター(https://www.libraryfair.jp/poster/2023/147)をご覧ください。

<関連する既発表コラムは下記をご覧ください>

ベトナム

タイ