その一冊が、世界の誰かの「はじめての一冊」になる。
◆「絵本を届ける運動」は……
シャンティは厳しい環境で暮らす子どもたちにも
知らない世界を知るドキドキ、時間を忘れて夢中になる楽しさ、
たくさんの物語や言葉を知る喜びに出会ってほしいと願い
1999年から絵本が不足している地域に「絵本を届ける運動」を通して
日本から、アジアの地域に翻訳絵本を届けてきました
<企業ワークショップの様子>

<学校ワークショップの様子>

<自治体ワークショップの様子>

◆「絵本を届ける運動」の実績
2025年度に「絵本を届ける運動」を通じて届けた冊数
これまでに「絵本を届ける運動」を通じて届けた絵本総数
◆受け取った人たちの声
ファリダさん〈仮名〉|アフガニスタン
私の家は経済的にあまり余裕がありませんが、両親は私たちにより良い生活を送らせるために、一生懸命働いています。私は読書が大好きで、学校が閉鎖されて行く場所がない今、毎日図書館に通っています。図書館は私にとってとても大切な場所です。1日に3冊、多いときは4冊読むこともあります。なかでも『せかいいちうつくしいぼくの村』という本が一番のお気に入りです。イラストがとてもきれいだからです。学校が再開したら大学に進学して、医者になりたいと思っています。

エイプリル・ポーさん|ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
図書館は、私が一番安心できる場所です。学校が休みの日には毎日通い、絵本を読む時間が何よりの楽しみです。とくに『ダメ!』は大切な勇気を教えてくれた特別な一冊です。嫌なことに「ノー」と言ってもいいのだと背中を押してもらえます。以前の私は断ることが怖かったけれど、今は少しずつ自分を守る勇気が持てるようになり、心が軽くなりました。これからは植物や庭づくりの本を読んで、野菜を育てる父の手伝いをしたいと思っています。家族の役に立ち、将来は自分で育てた野菜を売ることができたらうれしいです。

ラァブ・リカ
学校図書館に必要な新刊書や教材が不足していることが大きな課題です。提供された新しい本の質や丈夫さに感心し、子どもたちが熱心に読書する姿に喜びを感じています。『どうぶつのおかあさん』や『かおかおどんなかお』などの絵本は、小さな子どもにも分かりやすく人気があります。掃除や飾りつけ、お絵かき、読み聞かせなどの活動を通して、子どもたちが本に親しめる場づくりを進めたいと考えています。
◆当日プログラム:「絵本を届ける運動」の体験
現地の言葉が印刷された [翻訳シール] をはさみで切って絵本に貼り付けたり、
現地の言葉で [お名前シール] に自分の名前を書くなどの "翻訳絵本作り" を体験いただきます。

~~~「絵本を届ける運動」とは ~~~
「絵本を届ける運動」を通してつくって頂いた翻訳絵本は、シャンティの活動を通して、カンボジア・ラオス・ミャンマー・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプの子ども達に届けられます。
この翻訳絵本は、ボランティアや企業の研修など、たくさんの人々の手でつくられており、年間で1万8000冊ほどの絵本が日本を出発しています。
絵本を通して、子どもたちが厳しい環境に立ち向かうための生きる力を身につけ、未来を切り拓く力を育めるよう活動を続けています。
『おおきなかぶ』A・トルストイ 再話/内田 莉莎子 訳/佐藤 忠良 画 福音館書店