岡野裕行と申します。皇學館大学文学部国文学科准教授。図書館司書課程担当。
文学館、ビブリオバトル、一箱古本市、ウィキペディアタウン、学生協働、伊勢うどんなどに関心を持っています。
個人的に気になっているフォーラム、ブース、ポスターをご紹介します。
リサーチマップ
https://researchmap.jp/okano/
ブログ「毎日の図書館学」
https://hiroyukiokano.hatenablog.com/
ツイッター
https://twitter.com/hiroyukiokano
みんなで翻刻
https://2020.libraryfair.jp/booth/2020/43
「みんなで翻刻」の存在を初めて知ったときには「こういう方法で知識の共有ができるのかー」とすなおに驚きました。
みんなの力を合わせて少しずつ過去を探っていく。
翻刻の力はすごい。
見えなかった過去がこうして見え始める。
私たちは過去に遡るタイムマシンを手にしたようだ。
欲を言えば、みんなの声を聞いてみたい。
今年は「Libary of the Year 2020」の優秀賞も授賞しており、その取り組みが大きく注目されています。
そしてつい先程に大賞も取りました。
(Library of the Year 2020 速報記事)
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f025
https://2020.libraryfair.jp/news/2020-11-05-0
https://current.ndl.go.jp/node/42431
京都大学古地震研究会、Webアプリケーション「みんなで翻刻【地震史料】」を公開
https://current.ndl.go.jp/node/33228
「ボランティアによるコラボレーションのありかた 『みんなで翻刻』リリースに寄せて」
https://www.dhii.jp/DHM/dhm66-1
みんなで翻刻
https://honkoku.org/
(2020年11月5日)
オンライン動画配信【 文献というフィールドへ
文献資料(モノ)が拓く地域研究の可能性】
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f084
地域のことを知るためには文献が必要だ。
けれどもそれを読み解くには多面的なアプローチも必要だ。
いろんな分野の人たちの力を合わせると新しいものごとが見えてくる。
あなたの世界の見方が誰かの見ている世界に変化をもたらすかもしれない。
このまちの景色をもっと愛してみたら世界は変わるかもしれない。
(2020年11月3日)
地域との連携、学生との協働が求められる時代に、図書館員に必要なコーディネーション・センスとは?
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f244
普段は大学で仕事をしていることもあって、学生たちがどういう形で図書館と関われるのかということを考えることが多いです。
学生たちが活動する場所は大学とか大学図書館に閉じたものではないんですよね。
生活のすべてに図書館との接点が見つかる。
一方で図書館員さん側もいろいろ考えていらっしゃる。
協働という言葉を簡単に口にしてしまうようにはなってきたけれど、その実態はまだまだわからないことも多いし、立場が異なれば見えているものも違うし、具体的にどういう方法があるのかもまだ可能性はあるし、この動向が将来的にどういうところへと影響が及んでいくのかもまだわからない。
わからないけれども、今の時代に見えている姿を知るのはとても大事だと思う。
何かを変えてみたいけど、それが何なのかは今はまだ知らない。
岡野裕行著「大学図書館における学生協働とは何か」 https://doi.org/10.11304/jims.18.29
(2020年11月2日)
ポプラ社/【PI】「ポプラディア第三版」の現在、全部見せます!
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f133
ポプラ社さんの『ポプラディア』は図書館関係の授業でも必ず説明しています。
教育委員会の方とか学校教育に関係のある人にも機会があれば話題に出しています。
いよいよ第三版が出ますね。
子供たちがここから興味関心を広げていければすてきだなと思う。
本を開いてわからないことを調べる。
それが当たり前のように身に着いた子供たちが切り開いていく未来を想像してしまう。
調べるためのツールを一人でも多くの子供たちが手にできますように。
新しい言葉を知ることで世界の見え方は少し変わる。
知った言葉はいいね。
耳慣れない言葉からはきっとすてきなアイデアが浮かぶようになる。
https://www.poplar.co.jp/
https://www.poplar.co.jp/pr/2020libraryfair/
(2020年11月1日)
つながりは "しなやか" に
saveMLAKのこれまでと、いまここと、これから 第1回
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f239
saveMLAKも活動開始から10年目。東日本大震災からも10年が経つ。
地震や津波だけじゃない。
COVID-19の時代にも私たちには情報が必要だ。
いつの時代も私たちには「save」の意識が必要なのですね。
どうぞ忘れないで。
2012年の「Librayr of the Year 2012」の優秀賞を経て、今年は改めて「Library of the Year 2020」のライブラリアンシップ賞を授賞となります。
多くの人たちが関わりながら長く続く活動のことを聴いてみましょう。
(2020年11月1日)
キハラ株式会社/キハラ・プリザベーション株式会社
https://2020.libraryfair.jp/booth/2020/66
毎年図書館グッズが大人気のキハラさん。
今年もいろいろと新作をつくっているみたいです。
公式ウェブサイトには「本をひらく人をささえる」って書いてある。
本は物理的に「ひらく」もの。
読書は間違いなく身体的な行為である。
本を読む私たちの身体を優しくささえてほしい。
優しくして優しくされたい。
今年の図書館総合展の特設サイトも公開されました。
これから何が出てくるか楽しみですね。
図書館総合展オンライン キハラ特設サイト
https://www.kihara-lib.co.jp/libraryfair2020/
キハラ公式ウェブサイト
https://www.kihara-lib.co.jp/
(2020年11月1日)
株式会社規文堂
https://2020.libraryfair.jp/booth/2020/78
京都の図書館用品会社の規文堂さん。
公式にウェブサイトのキャッチコピーに“「人と本」が喜ぶ、図書館づくり。”って書いてある。
そうなのだ、図書館の施設設備というのは本のための空間だけではなく、人のための空間でもあるのだ。
利用者も職員もみんなが喜べる図書館でありたい。
喜びを分かち合える空間でありたい。
調子良くのぞきこんだ空気も好きになる。
規文堂さんはこういうイベントもやるみたいです。
桂まに子先生 対談イベント「魅力的な図書館を解説! 〜勝手にLibrary Award〜」
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f124
桂先生が働き者です。
Library of the Year 2020の選考委員としても関わっている桂先生の勝手に図書館の見方に期待ですね。
勝手というのがいい、それを引っ張り出した規文堂さんも。
規文堂公式ウェブサイト
https://www.kibundo.co.jp/
(2020年11月1日)
Library of the Year 2020
良い図書館を良いと言う
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f025
個人的に関係しています。
今年も「Library of the Year」をやります。
一次選考会と二次選考会を通じて、たくさんの候補機関のなかから選んできました。
既に今年の授賞機関も公表されています。
LoY2020 二次選考結果発表!
LoY2020 審査員決定
LoY2020最終選考会視聴サイトのご案内
今年話題になったすばらしい優秀賞4機関が揃っています。
そうして、それまでの私たちのものの見方をひとつでも変えることができたなら、それはみんなにとって新しいことなのだ。
ぜひ最終選考会をご視聴ください。
田村俊作「 Library of the Year:良い図書館を良いと言う」 https://current.ndl.go.jp/ca1669
(2020年11月1日)
ビブリオバトル・シンポジウム2020
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f028
個人的に関係しています。
今年もやります、ビブリオバトルの話をします。
今年は女性6人が語るビブリオバトル・シンポジウム。
テーマは「小さいコミュニティ」。
みんなで『ちいさいおうち』みたいな話ができたらいいですね。
同じ窓から眺めた景色をそれぞれが大事に抱えていくように。
一緒に過ごした時間を宝物のように飾って歩いていけますように。
ばーじにあ・りー・ばーとん著『ちいさいおうち』 https://calil.jp/book/4001105535
ビブリオバトル普及委員会公式ウェブサイト
http://www.bibliobattle.jp/
(2020年11月1日)
図書館と手品資料をつなぐ
~手品資料を残すには~
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f146
私のゼミ生の岡村真衣さん(学部4年生)の個人フォーラムです。
手品資料のアーカイブに興味があるプロのマジシャン。
今年の図書館総合展で個人でフォーラムを開催する人は珍しい。
現役の学部学生でこの企画を独自に立てているのはすごいですね。
手品と肉がすきな人。マジック妖(AYAKASHI)の店長。
今年度の「Library of the Year 2020」の審査員の一人(史上最年少)。
全てを笑顔に変える魔法のような手品の話。
手品のアーカイブに興味はある方はぜひご覧ください。
河合勝、長野栄俊、森下洋平著『近代日本奇術文化史』 https://calil.jp/book/4490210345
参考資料
- LoY2020 審査員決定
- 手品と目録のあいだ:いつか記憶からこぼれ落ちるとしても
- ふみくら倶楽部が「第21回図書館総合展」「第4回全国学生協働サミット」に参加
- ふみくら倶楽部が「第105回全国図書館大会三重大会」にパネリストとして登壇
- まい|note
- 羅針盤「マジシャンでありライブラリアンのたまごでもある私」
- レポート「経験値を経験知へ:手品師たちの軌跡」
- マジック妖(AYAKASHI)
- マジック妖(AYAKASHI)ツイッター
- 皇學館大学/「Hello ! New Me」
- 親子マジック体験:りっぱなマジシャンへの道
(2020年11月1日)
鶴見大学 司書・司書補講習
https://2020.libraryfair.jp/poster/2020/p141
「ひと夏の間に司書の資格を取得したい」という要望に軽やかに応えてくれます。
知恵と魔法を信じるみなさまに。
たくさんの仲間との出会いとともに。
司書講習・司書補講習
https://www.tsurumi-u.ac.jp/site/education/list34.html
(2020年11月1日)