開催日時
-
開催方法
会場開催(スピーカーズコーナー)
想定対象
図書館員 出版流通関係者 市民 学生
公共図書館 大学図書館 学校図書館 専門図書館
定員: 40
定員
40(予約制先着順)

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書店減少は書籍流通革命の始まりか?
~急増するシェア書店全国調査結果発表~

 最近、書店閉店のニュースが相次いでいる。情報入手の格差問題、地域文化の衰退への危機感を強調する論調が目立つ。たしかに悲観的な将来像に同感せざるをえない面がある。しかし他方、従来型の書店形態とは異なる「シェア書店」という小規模な個人経営の新業態が急速に増えている事実にも目を向ける必要がある。もう少し広く「書籍流通」の視点から俯瞰してみると、リアル店舗を構える書店以外にオンライン書店・古書店や電子書籍の販売額は右肩上がりで伸びている。図書館や文書館などの公的な機関や、私設文庫、まちライブラリーなど「本のある場所」という一般的な括りにまで拡張すると、本というメディアの流通、保管、利用の形態が多様化、身近化、手軽化に向かって発展していると見ることもできる。
 戦後に発展してきた従来型の書店は急減しているが、新しい「本のある場所」は全国各地で日々続々と増えている。この現象に注目してきたデジタルメディア研究所は「本のある場所研究会」を設置して、日本各地の「本のある場所」を調査研究している。2024年度は「シェア書店全国調査」を行い、2024年6月時点で68店舗のシェア書店の御協力を得て実態調査を行った。研究成果は自ら発行している雑誌『イコール』に掲載予定であるが、刊行前に図書館総合展の場で「シェア書店」の可能性や問題点、今後の動向などを報告する。
 本の出版、流通、保存、利用に関心をお持ちのみなさんのご参加をお待ちします。

内容
■主催:図書館サービス計画研究所 共催:デジタルメディア研究所
■日時:2024年11月7日(木)17:00~17:45(45分)
■場所:図書館総合展 スピーカーズ・コーナー(7-Ⅵ)(パシフィコ横浜/神奈川県横浜市)
■座席:40(予約制先着順)+ 当日参加立ち見
■参加費:無料
■交流会 18:30-20:30
会場:詳細は参加者にお知らせします

★参加申込フォーム
https://forms.gle/cd4hZc29BvazbfT96

問題提起「本をめぐる越境の現在」
仁上幸治(にかみ・こうじ/図書館サービス計画研究所代表)

報告「シェア書店全国調査結果報告」
鈴木悠平(すずき・ゆうへい)「本のある場所研究会」

調査目的「メディア情報誌『イコール』が注目するシェア書店の可能性」
橘川幸夫(きつかわ・ゆきお/デジタルメディア研究所代表)


■登壇者プロフィール

橘川幸夫(きつかわ・ゆきお)
ロッキング・オン創刊メンバー。株式会社デジタルメディア研究所代表。一般社団法人参加型社会学会 代表理事。
私塾・深呼吸学部塾長
「時代の最前線を個人の視点で語るメディア情報誌『イコール』編集長
https://equal-mag.jp/

主な著書
『企画書』 宝島社、1980年。 ISBN 978-4944098163
『一応族の反乱』日本経済新聞社、1990年。ISBN 978-4532096069
『インターネットは儲からない!』日経BP社、2001年。ISBN 978-4822242350
『暇つぶしの時代』平凡社、2003年。ISBN 978-4582831672
『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。 』バジリコ、2008年。ISBN 978-4862380845
『ロッキング・オンの時代』晶文社、2016年。ISBN 978-4794969408
『メディアが何をしたか?Part2』メタブレーン、2023年。ISBN 978-4910546261
 

鈴木悠平(すずき・ゆうへい)
作家/インターミディエイター®(Writer/Intermediator®)
株式会社閒 代表取締役 https://awai.jp.net/ 
Prison Arts Connections 共同代表 https://pac-j.com/ 
本のある場所研究会 https://note.com/metakit/m/m50d3078fd298 
​東日本大震災後の地域コミュニティの回復と仕事づくり、学ぶことや働くことに障害のある人や家族を支援する企業での現場支援や研究開発、メディア運営等を経験したのち独立、2020年に株式会社閒を設立。異なる身体・言葉・物語を生きる人たちの対話と協働を媒介し、「生活を創造する」プロジェクトに取り組む。現在は、「刑務所アート展」の企画・運営、重度身体障害のある人たちと介助者・テクノロジーの協働による自律生活支援等に携わる。
2024年より、雑誌『イコール』とも連動して、「本のある場所研究会」プロジェクトを運営。全国に広がる「シェア書店」の調査研究を通して、本とひと・地域・ビジネスの未来を探究している。著書(共著):鈴木 悠平, 愼 允翼『介助とヒーロー: 『ラストマンー全盲の捜査官』を2人で観る』

 

仁上幸治(にかみ・こうじ)
図書館サービス計画研究所(略称 トサケン) 代表 。
早稲田大学図書館司書、帝京大学総合教育センター准教授を経て現職。私立大学図書館協会企画広報研究分科会代表、日本図書館協会図書館利用教育委員会委員などを歴任。専門は図書館利用者教育、情報リテラシー教育、図書館員研修。
情報リテラシー教育の視点から司書職の専門性の社会的評価向上を追求し、図書館研修や市民講座などの講演は全国各地で400回を超える。
・非常勤講師歴:法政大学、亜細亜大学、東京家政大学、桜美林大学、和光大学、玉川大学、八洲学園大学、日本女子大学、専修大学、学習院女子大学など。
・著書『図書館員のための PR 実践講座 味方づくり戦略入門 』(樹村房,2014)
・映像教材監修:ライブラリービデオシリーズ『情報の達人』全3巻(DVD版33講,紀伊國屋書店,2007)
https://www.kinokuniya.co.jp/01f/tatsujin/
仁上幸治ホームページ https://sites.google.com/site/nikamik23
図書館サービス計画研究所 http://sites.google.com/site/tosaken23
カメカメ倶楽部 https://www.facebook.com/groups/2246485228928077


★イベント詳細
図書館総合展2024:https://www.libraryfair.jp/forum/2024/1280-0

トサケンイベントページ
https://www.facebook.com/events/429401076802989/
a 参加申込フォーム
https://forms.gle/cd4hZc29BvazbfT96
b 参加者アンケート
https://forms.gle/Ay1hTSatpH87utJm7

前回図書館総合展2023開催記録
トサケンセミナー「境界線上の異業種・越境・相互乗り入れ~図書館と非図書館の狭間で近未来を覗く~」
https://www.libraryfair.jp/forum/2023/915
トサケンイベントページ
https://www.facebook.com/events/313501857926898
参加者アンケート結果:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdcQjjLjkaWrrLMGiPktgPRNKu0sCp0SEz89xJXY9Nv0cgyCg/viewanalytics
以上■□■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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開催年
2024
主催
図書館サービス計画研究所
登壇者

■登壇者プロフィール

橘川幸夫(きつかわ・ゆきお)
ロッキング・オン創刊メンバー。株式会社デジタルメディア研究所代表。一般社団法人参加型社会学会 代表理事。
私塾・深呼吸学部塾長
「時代の最前線を個人の視点で語るメディア情報誌『イコール』編集長
https://equal-mag.jp/

主な著書
『企画書』 宝島社、1980年。 ISBN 978-4944098163
『一応族の反乱』日本経済新聞社、1990年。ISBN 978-4532096069
『インターネットは儲からない!』日経BP社、2001年。ISBN 978-4822242350
『暇つぶしの時代』平凡社、2003年。ISBN 978-4582831672
『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。 』バジリコ、2008年。ISBN 978-4862380845
『ロッキング・オンの時代』晶文社、2016年。ISBN 978-4794969408
『メディアが何をしたか?Part2』メタブレーン、2023年。ISBN 978-4910546261

鈴木悠平(すずき・ゆうへい)
作家/インターミディエイター®(Writer/Intermediator®)
株式会社閒 代表取締役 https://awai.jp.net/ 
Prison Arts Connections 共同代表 https://pac-j.com/ 
本のある場所研究会 https://note.com/metakit/m/m50d3078fd298 
​東日本大震災後の地域コミュニティの回復と仕事づくり、学ぶことや働くことに障害のある人や家族を支援する企業での現場支援や研究開発、メディア運営等を経験したのち独立、2020年に株式会社閒を設立。異なる身体・言葉・物語を生きる人たちの対話と協働を媒介し、「生活を創造する」プロジェクトに取り組む。現在は、「刑務所アート展」の企画・運営、重度身体障害のある人たちと介助者・テクノロジーの協働による自律生活支援等に携わる。
2024年より、雑誌『イコール』とも連動して、「本のある場所研究会」プロジェクトを運営。全国に広がる「シェア書店」の調査研究を通して、本とひと・地域・ビジネスの未来を探究している。著書(共著):鈴木 悠平, 愼 允翼『介助とヒーロー: 『ラストマンー全盲の捜査官』を2人で観る』
仁上幸治(にかみ・こうじ)
図書館サービス計画研究所(略称 トサケン) 代表 。
早稲田大学図書館司書、帝京大学総合教育センター准教授を経て現職。私立大学図書館協会企画広報研究分科会代表、日本図書館協会図書館利用教育委員会委員などを歴任。専門は図書館利用者教育、情報リテラシー教育、図書館員研修。
情報リテラシー教育の視点から司書職の専門性の社会的評価向上を追求し、図書館研修や市民講座などの講演は全国各地で400回を超える。
・非常勤講師歴:法政大学、亜細亜大学、東京家政大学、桜美林大学、和光大学、玉川大学、八洲学園大学、日本女子大学、専修大学、学習院女子大学など。
・著書『図書館員のための PR 実践講座 味方づくり戦略入門 』(樹村房,2014)
・映像教材監修:ライブラリービデオシリーズ『情報の達人』全3巻(DVD版33講,紀伊國屋書店,2007)
https://www.kinokuniya.co.jp/01f/tatsujin/
仁上幸治ホームページ https://sites.google.com/site/nikamik23
図書館サービス計画研究所 http://sites.google.com/site/tosaken23