開催日時
-
想定対象
図書館・文化施設に関心のあるすべての方々
事前申込
要申込
定員:
定員
200人

「文化的コモンズ」とは、図書館、博物館、美術館、図書館、公民館、ホール・劇場などの文化施設が、地域において「共有される文化空間・活動のネットワーク」として機能する概念です。誰もが参加でき、文化を媒介として人々をつなぎ、住民の自治や地域づくりの基盤を育む役割が期待される場です。   

このフォーラムでは地域の図書館がどのように文化的コモンズを形成する拠点となりえるか、複数の視点から掘り下げます。不透明な社会で図書館の「公共性」は今後いかに成立するか、根源的な問いをなげかけます。

 

主催者の次世代型文化施設フォーラムは、文化施設の連携と融合の可能性を探るため、2021年7月よりこれまでWeb上で15回の越境シンポジウムを開催し、のべ1600名あまりの方にご参加いただきながら、各機関や文化資源を取り巻く状況、新たな連携のあり方について議論しています。

 

■登壇者

【モデレーター】 

佐々木秀彦(次世代型文化施設フォーラム、柏市立図書館協議会会長)

【報告者】

嶋田学(京都橘大学文学部教授・図書館長補佐)

礒井純充(一般社団法人まちライブラリー代表理事)

藤野一夫(神戸大学名誉教授、兵庫県立文化観光専門職大学名誉教授、日本文化政策学会前会長)

 

■内容(予定)

・趣旨説明と文化的コモンズの概要(佐々木秀彦)

・コモンズとしての公立図書館と地域 (嶋田学)

・まちライブラリーと地域のコモンズ(礒井純充)

・文化的コモンズと地域への展開(藤野一夫)

・会場からの質疑応答・意見交換

 

■参加申込

 9月下旬に専用フォームを掲載します。

 

■参考文献

・佐々木秀彦『文化的コモンズ―文化施設がつくる交響圏』2024年、みすず書房

・佐々木秀彦責任編集『LRG ライブラリー・リソース・ガイド』2025年春号・第51号、特集 : 文化的コモンズ 地域で展開する、アカデミック・リソース・ガイド

・嶋田学・伊東直登『図書館を経営するということ―教育・文化・産業をつなぐ地域づくり』2025年(9/25刊)、青弓社

・嶋田学『図書館・まち育て・デモクラシー―瀬戸内市民図書館で考えたこと』

2019年、青弓社

・礒井純充『「まちライブラリー」の研究――「個」が主役になれる社会的資本づくり』2024年、みすず書房

・藤野一夫『みんなの文化政策講義 文化的コモンズをつくるために』2022年、水曜社

 

■関連企画

 フォーラム終了後に総合展公式書店opSoLのブースで登壇者の著書販売・交流会を開催します。17:00- サイン会、17:30- 著者と語る時間

 

 

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開催年
2025
主催
次世代型文化施設フォーラム
登壇者
【モデレーター】
  佐々木秀彦                                                         (次世代型文化施設フォーラム、柏市立図書館協議会会長)
【報告者】
  嶋田学                                (京都橘大学文学部教授・図書館長補佐)
  礒井純充                             (一般社団法人まちライブラリー代表理事)
  藤野一夫                           (神戸大学名誉教授、兵庫県立文化観光専門職大学名誉教授、日本文化政策学会前会長)