「誰かに聞きたい、誰かと語り合いたいマンガ」
読んで面白かったり、衝撃を受けたり、学びになったりなど、思わず唸って「これは誰かと語らずにはいられない!」と思わせてくれるマンガがあります。
マンガ好きの3人が、最近読んで唸ったお勧めマンガを紹介していきます。
図書館での選書の参考に、ぜひご覧ください。
特に若い皆さんにおススメしたいので、学校図書館や公共図書館のYA担当の方々に見て頂けると嬉しいです。
【紹介する3人&作品】
①認定司書/ゲーム司書:格闘系司書
紹介作品:「新聞記者 ヴィルヘルミナ」
「このあいだの疫病の原因知ってる? 魔女の呪いですって……」
大陸で幾度も猛威をふるった疫病が、終息したばかりの16世紀ドイツ風ファンタジー世界。帝国自由都市ヴェルバーデンで暮らすミーナは、知り合いの印刷工房が最近発行しはじめた「新聞」に興味津々。七年前に魔女狩りで母を失った彼女は、人々に事実を正確に伝えることの重要性を誰よりも強く感じていた。
そんなある日彼女は、魔女が疫病をばら撒いたという不穏な噂を耳にする。ふだんは善良な市民が、迷信やデマに踊らされない社会を創るため……、ミーナは自ら新聞記者になることを決意する。
行動力抜群、けれども技術と経験が圧倒的に足りない新米記者が、悪意のない噂や無責任な流言が交錯するアフターパンデミックの時代を奔る!
※公式サイトより引用
公式サイト:https://www.alphapolis.co.jp/manga/official/587000627
②マンガ司書:みさき
紹介作品:「君と宇宙を歩くために」
勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの小林。ある日彼のクラスに変わり者の宇野が転校してくる。小林が先輩から怪しいバイトに誘われているところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに2人の距離は縮む。宇野のことを知れば知るほど彼の生き方に惹かれ、自分も変わろうと行動する小林だったが…。「普通」ができない正反対の2人がそれぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。
※公式サイトより引用
公式サイト:https://afternoon.kodansha.co.jp/comics/2023/11/0000382042.html
③横浜国立大学:石田喜美
紹介作品:「半分姉弟」
「姉ちゃん、俺、改名したけん。」
フランス人の父と日本人の母を持つ〈米山和美マンダンダ〉は、弟から突然の告白を受ける。
生まれ育ったはずの日本で「異物」と見なされても、笑って流していたけれど…。
アイデンティティに揺れるすべての人へおくる、共生を模索する希望の物語。
※公式サイトより引用
公式サイト:https://to-ti.in/product/hanbun_kyodai
開始時間前に、こちらにZOOMのURLを貼りますので、お気軽に視聴されてください↓
※30分くらい前にURLを出します。
横浜国立大学教育学部・准教授
石田喜美
専門は、読書教育、リテラシー教育。子ども・若者の学校外でおこなうさまざまな活動と、学校での学びを結びつけていくことに関心がある
マンガ司書
みさき
司書として公共図書館やマンガ専門図書館に勤務し、現在はマンガのアーカイブに携わりながら、新聞でのマンガコラム、WEBニュースサイトでの同人誌レビュー等の活動、図書館総合展では同人誌即売会「としょけっと」も行う。
認定司書/ゲーム司書
格闘系司書
全国の図書館でゲーム導入を推進しているゲーム司書、最近ハマっているゲームは「ストリートファイター6」