2026/07/23
ビブリオバトル、ブックトークをヒント(起点)にして、もっと多くのひとを幸せにするワークショップ(ゲーム)をつくりたい、日常的に本を読んではいないひとも幸せに、ひいては地域も幸せに、というゲーム群、それを本展内でまず試してみたい・もらいたいという企画です。
■すること(競技内容)
- 片手に地元産品(orお気に入りの品)を1つ、もう片方の手にはそれを紹介・評論した1冊をもち、5分間でその素晴らしさを観衆にお話しする…そこからはビブリオバトルと同じです。
- 今回は下掲の3種目を実施します。
■企画の趣旨は3つ
- 【本と実物をもっとつなげたい、つなげて紹介したい】
鑑賞は自身が実際に触れてみなければ魅力がわからないものですが、その鑑賞眼は学習されるものなのでテキストなしには成立しませんし、知識を得てのち体験したほうが豊かになれます。かといって耳学問・読み学問だけでは本当のところは得られません。つまり、現物・テキスト・媒体(語り手)の3点セットのあるのがよいのです。ビブリオバトルのアレンジ版である本競技では「好きな本を語る」のより一歩上級編の「物と本のセットを語る」「物をみせて本の魅力を伝え、本の紹介を通じて物をより魅力的にみせる」を体験・チャレンジすることになります。
- 【地場産品に力を与えるものは地域資料・図書館!】
酒器(陶磁器)、織物、祭り…言わずもがなこれらは郷土の産業資産・観光資源です。この各種目をつうじて、本の部門(図書館や書店、版元)が郷土の産業と観光を支援したい。その力を他部局に響かせたい、という考えです。
- 【本の枠組みを超えたところに、関心と探究の環をひろげたい】
本は慣れたるひとには最強のエンタメ、最強の先生、最強の友ですが、多くの人の頭と心の中では、趣味・音楽・ファッション・祭り・お酒に負けています。この競技では、目下、本への関心がそれほどでもない人を、本と探究の世界に誘うことを目標にしています。
地域の図書館人だからこそできる、新しい地産品PRゲーム。ビブリオバトルで鍛えたトークと、地域資料への知見と熱い思いで、たたかってみませんか。
■今回の実施種目
- 酒器リオバトル
この方面でよく試されているのは酒瓶を持ち寄って語るグビリオバトルですが、実際のところ、図書館や学校にお酒を持ち寄って語る(終いには吞む)というのは穏当ではありません。この種目では〈酒器〉を持ち寄って、さも酒が入っているかのような演技をみせつつ、その酒器(←地産名品の陶磁器・ガラス器など)の良さ、その酒との相性の良さを、1冊持ってきた本をひきつつバトルするのです。ついでに器に注ぐべき酒の銘柄も語れれば最高です。(器の本当の鑑賞は唇なしにはありえない) - 織~リオバトル
とくに伝統産業の織物・染め物は、現物に触れてこそのものです。博物館のガラスケース越しに眺めてもわかったことにはならない。総じて地味で何が良くて何が大したことないかは、実際のところ、土産店にふらっと入ってみた程度ではわからないのです。こちらも、テキストをつうじて鑑賞眼を養うことがきわめて重要です。持ち寄る1冊は「織物紹介本」に限らず文芸作品にその着物をまとったひとが出てくるというのも大歓迎です。 - (もう1種目を検討中)
真の鑑賞には、体感することもテキストを通じて批評眼を養うことも重要な分野から選定中です。
■日時:
- 10月20日(火)10:30-17:00
- 参加希望者数に応じて当日プログラムを調整します。各種目は1時間程度。この日、同会場では司書の皆さんに“腕試し”してもらえる企画を他にもご用意します。おたのしみに。
■参加者(バトラー)の募集:
- 8月頭から、こちらのページで受け付けます。※希望者多数の場合は抽選とさせていただきます。
- 各種目のために持ち寄られた本だけでなく、産品を会場に展示。商品パンフの配布や、場合により物販もしていただけます。
■本件についてのお問合せは;
- 担当:長沖(LF@j-c-c.co.jp)
●併せてこちらの企画にもご参加を
地場産品の魅力はそのもの自身が発するものではありますが、その価値にはっきりとした輪郭と光を与えるものは詰まるところ言葉、つまるところそれは資料(特に地域資料)です。
地域を盛り上げるため(もちろん自館を盛り上げるため)、本企画に参加しませんか。
リオのカーニバルと特別コレクション紹介展示の両方参加で、会場内でのプレゼンスを高めましょう