東京大学「文化資源としての書物」履修生によるポスター発表
タイムトラベル 青洲文庫展 1923 ⇔ 2024
東京大学「文化資源としての書物」履修生によるポスター発表です。2024年は、山梨県市川三郷町の青洲文庫へ旅に出発します。会期中の11月5日より、順次更新いたします。
「100年を生きのびた図書 ー震災復興と図書疎開」
1923年におきた関東大震災によって、東京大学附属図書館(当時は東京帝国大学)は建物と蔵書を焼失しました。震災後、世界及び日本各地からさまざまな図書が届き、図書館は復興をとげました。山梨県から青洲文庫の本が届いたのも、ちょうど100年前のことです。2024年に開催中の「図書館総合展」も一世紀経ってから復元しようとすると、記録や資料が残っていないことに気がつくかもしれません。私たち「文化資源としての書物」を履修する学生は、図書館中央の「大階段」を上り下りしながら、100年を生きのびてきた図書について考えました。
東京大学「文化資源としての書物」履修生一同 (担当教員:文化資源学研究室 野村)
担当者
東京大学文化資源学研究室