〈GIGAスクール構想×学校図書館〉
教育におけるICTや先端技術等の効果的な活用が求められています。その一方で、このコロナ禍の臨時休業等で、学校のICT環境やICTを活用した学習活動の自治体間格差が浮き彫りとなりました。教育の情報化が進む中、「情報センター」「学習センター」として、学校図書館があらゆるメディアに対応した情報活用能力の育成の場となり、「主体的・対話的で深い学び」を実現するには、いっそうの整備・充実を図る必要があります。
そこで、全国学校図書館協議会の〈学校図書館セミナー2020〉では、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」について理解を深め、ICT活用教育の推進拠点となる学校図書館の役割について考えます。
●第1部=2020年11月5日(木)11:00~12:00
「GIGAスクール構想の推進による学びの充実を目指して」
佐藤有正氏(文部科学省 初等中等教育局 初等中等教育企画課 学びの先端技術活用推進室 専門官)
●第2部=2020年11月6日(金)11:00~12:00
「GIGAスクール構想の実現と学校図書館」 佐藤幸江氏(元・金沢星稜大学教授)
※要事前申込み。 第1部・第2部セットでのお申込みとなります。 両部ともアーカイブ視聴可能。お申込み方法等はこちらをご覧ください https://www.j-sla.or.jp/seminar/2020gakutoseminar.html
◆月刊誌『学校図書館』2020年11月号
●特集 <これからの学校図書館 ―コロナ禍の学校図書館とICT>
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新型コロナウイルス感染症拡大防止措置による休校と、その後の授業時 数確保や「新しい生活様式」による学校生活。そして、これをきっかけに 前倒しでスタートすることになったGIGAスクール構想。 学校教育が激動する中、学校図書館はどのような姿を目指せばいいので しょうか。 休校中の学校図書館での対応や、オンライン授業を行って見えてきたこ となど、参考になる実践をご紹介します。 |
▼2020年11月号のもくじはこちらから
https://www.j-sla.or.jp/kikanshi/mokuji/202011.html
▼バックナンバーのもくじはこちらから
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◆第1回情報活用授業コンクール
全国学校図書館協議会は、創立70周年記念事業の一つとして「情報活用授業コンクール」をスタートします!
現在、学校図書館には、児童生徒の思考力・判断力・表現力を培う教育のインフラとしての機能を発揮し、多様な資料やICTの活用を通した授業展開を支えることが期待されています。
そこで、学校図書館を活用することで児童生徒の主体的・意欲的な学びを支え、授業展開を深め豊かにし、情報活用能力を身に付けることをねらいとした授業実践のすそ野を広げるために、「情報活用授業コンクール」を新たに創設いたしました。
多くのすぐれた実践を顕彰してきた「学校図書館賞 実践の部」が体系的な実践を求めているのに対し、本コンクールは単元の授業実践報告を募集します。図書を含む印刷物やデジタル、インターネットによる多様な資料やICTを活用した授業の実践を、ぜひご応募ください。
応募資格: 国公私立の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、義務教育学校、中等教育学校に勤務する教職員(教員、司書教諭、学校司書等)。授業に携わったものが複数の場合は、代表者が全員の了解をとり、授業に携わった全員の氏名と職名を列記して応募してください。
対象とする実践: 過去3年間以内の単元の授業実践。教科・領域は、単一・複数・総合的な学習の時間・教科横断的なもの、いずれでも結構です。
第1回コンクールの応募要項は下記よりご確認ください。
▼https://www.j-sla.or.jp/contest/other/jouhoukatsuyoujugyou1.html
応募期間:2021年2月1日~3月31日(当日消印有効)