変わります!書誌データ提供サービス
2024年1月、新しい「国立国会図書館サーチ」の開始に伴い、書誌データ提供サービスを拡充します。
また、一部のサービスを終了、変更します。
1.新サービス「全国書誌データ検索」
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2024年1月開始!全国書誌データ検索 (PDF:465KB)
国立国会図書館の会場展示ブースでパネル展示を行いました。
全国書誌データに対象を絞って検索してダウンロードできる「全国書誌データ検索」など、特定の範囲の書誌データを対象とした検索画面を新設する予定です。
2.その他の変更点
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2024年1月 書誌データ提供サービスの変更点 (PDF:465KB)
書誌データダウンロード機能やAPI機能などに変更が生じる予定です。
また、一部のRSSの提供を終了します。
書誌データ提供サービスの拡充点・変更点は、国立国会図書館ホームページでも随時お知らせしています。
- 全国書誌データ等の提供 (国立国会図書館ホームページへリンク)
よくわかる!日本目録規則2018年版
「日本目録規則2018年版(NCR2018)はムズカシイ…」という悩めるアナタのために、NCR2018がよくわかる! ようになるためのアイデアをご紹介します。
1.図にしてみたら、よくわかる!
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図解 よくわかるNCR2018 ―データ作成事例を図にしてみた― (PDF:2.6MB)
NCR2018の「データ作成事例」の図解です。
NCR2018は、11個の実体(書誌データの主要な関心対象を表す単位)の属性を記録し、実体間の様々な関係性を「関連」として記録する、という複雑な構造をとっています。
そこで、日本図書館協会目録委員会が公開している、NCR2018の「データ作成事例」の一部を、NCR2018による概念モデル図(図0.3)のように図にしてみました。
図解を参考に「データ作成事例」を見れば、NCR2018の構造がよくわかるハズ!
データ作成事例本体は、日本図書館協会目録委員会のホームページをご覧ください。
- 日本目録規則2018年版データ作成事例 (日本図書館協会ホームページへリンク)
2.比べてみたら、よくわかる!
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日本目録規則2018年版のポイント (YouTube国立国会図書館公式チャンネルへリンク)
国立国会図書館が提供する遠隔研修教材です。
NCR2018とその前身である『日本目録規則1987年版』(NCR1987)との違いが分かれば、NCR2018の理解がグッと深まります!
この研修教材では、NCR2018の意義と特徴について、図書の書誌データを例に、NCR1987と比較しながら分かりやすく解説しています。NCR2018も意外とこわくないことが分かるハズ。
演習にもぜひ挑戦してみてください。
【資料、参考リンク等】
- 講義資料 (PDF:694KB)
- 別紙1 主なデータ要素等の情報源の変化(図書) (PDF:134KB)
- 別紙2 NCR2018で規定する用語一覧:表現種別、キャリアに関する情報 (PDF:186KB)
- 別紙3 NCR2018での書誌データ作成演習 (PDF:222KB)
- 別紙4 NCR2018での書誌データ作成演習(記録例と解説) (PDF:267KB)
3.機能を知ったら、よくわかる!
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典拠データを使った資料検索:Web NDL Authoritiesガイド (国立国会図書館ホームページへリンク)
「典拠データ」を使った資料の検索方法を紹介したページです。
NCR2018では、資料の検索の手がかりとなる著者名やキーワードなどを整理してまとめた「典拠データ」機能を重視しています。でも、典拠データにはこれまであまり馴染みがなかった、という人も多いかもしれません。
ここでは、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)を通じて、国立国会図書館が作成した典拠データの機能を用いた資料の検索サービスを中心にご紹介しています。
典拠データの機能が分かれば、NCR2018の理解もきっと深まるハズ!
4.【参考】NCR2018について
NCR2018は日本図書館協会目録委員会と国立国会図書館が連携して2018年に策定しました。
国立国会図書館では、日本図書館協会と協力し、NCR2018の適用を促進し、広く国内に普及するための取組みを行っています。
NCR2018のPDF版の最新バージョン全文は、日本図書館協会目録委員会のホームページで公開されています。
- 日本目録規則2018年版(日本図書館協会ホームページへリンク)
- 日本目録規則2018年版(NCR2018)について(国立国会図書館ホームページへリンク)