ウィキペディア(Wikipedia)は、みんなで作るフリーのオンライン百科事典です。
概要

【発表・広報したいことがある方はお気軽にご相談ください!エントリー詳細はこちら】 ウィキペディア展覧会は、ウィキペディア(Wikipedia)を読む人、編集する人、すなわち “みんな”でつくる展覧会です。立案者のよびかけはこちら。本出展はウィキメディア財団のコミュニティ基金(一般支援基金)による助成事業のひとつです。

 

ウィキペディア展覧会2024 特集

(1)第二期 ウィキペディア認知度アンケート&認知度クイズ 実施中

 様々な誤解や偏見もよく耳にするインターネット百科事典「Wikipedia」。名前は知っているけど実はよくわからない……というのが、多くの人の本音ではないでしょうか。

 昨年度に引き続き実施する「ウィキペディア認知度アンケート&認知度クイズ」は、10問のアンケートの後に続く全30問(10問ごとに止めれます)にただ回答するだけで、Wikipediaの方針や理念に詳しくなれます! どなたさまも、ぜひ、ご回答ください。

 さらに、9月20日のリブリオ行橋、11月5~7日のパシフィコ横浜の会場では、10問回答された時点での回答送信画面のスクリーンショットをウィキペディア展覧会のブースでお見せいただくと、ウィキメディア財団公式グッズをプレゼントします!

  • 2023年第1期のアンケート結果はこちら

 

(2)Wikipedia編集相談会&体験会 

 オンライン第1期(6/29~7/7)、第2期(11/16~11/24)ともに、オンライン(Zoom)で1時間~1時間半程度の編集相談会を開催予定です。

  1.  ウィキペディアタウンin知夫里島 オンライン 6月29日(土)9時30分頃~1時間程度の予定(ガイダンスの視聴のみ)
  2.  1Lib1Refをやってみよう! ウィキペディア編集相談会 7月3日(水)・5日(金)両日とも19時30分~1時間程度の予定(Wikipediaに関する相談・編集体験)
  3.  1Lib1Refをやってみよう! ウィキペディア編集相談会 11月12日(火)・19日(火)両日とも19時30分~1時間程度の予定(Wikipediaに関する相談・編集体験)

 

(3)日本各地のエディタソン開催予定 と コミュニティ情報

 Wikipediaはだれでも編集できる! とはいえ、様々な方針やガイドラインを把握し、1人で始めるのはちょっとハードルが高い……と感じている人は、まずは手近なエディタソンに参加してみたり、興味あるコミュニティに連絡をとってみてください。(2)のオンラインでの編集相談会もよろしくね!

  1. 全国各地のエディタソン開催情報(これから)・(これまで
  2. 全国各地のエディタソン 詳細レポート
  3. 様々なウィキペディアンと、様々なWikipediaアウトリーチ活動

 

(4)ウィキメディア・ムーブメントの今:世界で、日本で、GLAMとの協働事例

 11月6日(水)10時30分~12時、パシフィコ横浜の第8会場にてフォーラム開催! 登壇者は『70歳のウィキペディアン』の著者、門倉百合子さん。ふるってご参加ください。詳細はイベントページで。

 

(5)ウィキペたんとコモンズたんが、図キャラ広場にエントリー!

 2000年代に誕生した擬人化キャラクター、Wikipediaこと「ウィキぺたん」と、Wikimedia Commonsこと「コモンズたん」が、図書館総合展に参加します! ポスターセッションコーナー(PS53)や図キャラ広場、図書館総合展で頒布されているノベルティにも! ここでしか手に入らないグッズを、ぜひゲットしてください! 

 グッズと交換できるスクラッチくじ付き招待券をお持ちでない方は、ウィキペディア展覧会ブースにお立ち寄りください。余りがあればお渡しできます。キャラクター紹介ページはこちら

 

(6)ウィキペディアストア公式グッズ販売

 ファン必見! 11月5~7日のパシフィコ横浜会場では、日本では販売していないウィキペディアの公式グッズを一部販売します。この収益は全額ウィキメディアの普及活動に還元されます。詳細はこちら

 

(7)その他

 金剛様のつみきばこスタンプラリーや、ブレインテック様のクイズラリーなど、他の出展者様方のブース巡り企画にもいろいろ参加しているので、いろいろ挑戦してみてください! ブースへのご来場をお待ちしています。

 


 

ウィキペディア展覧会の趣旨

オンライン百科事典Wikipediaは、誰でも自由に編集したり、一定の条件のもとでコピペして利用したりすることができます。出版社の刊行する百科事典とちがい、Wikipediaの記述は校閲を受けません。その替りに、Wikipediaを編集する人は、それを読む人が自分で検証することができる図書館の本などの出典情報を併記することが期待されています。

  • 2016年、世界中の図書館員に向けて、1日15分間Wikipediaを編集して、Wikipediaの記述に図書館の本などの文献情報を追加しよう!というキャンペーンが開催されました。この「1Lib1Ref(ワンリブ・ワンレフ)」運動は、その後毎年の定例イベントとなり、Wikipediaと図書館員の距離を縮める一役を担ってきました。
  • デジタルアーカイブの推進から、著作者の没年を調査する国立国会図書館や都道府県立図書館の取組(「没年調査ソン」等)は、出版物等の著作権保護期間が明確になることで、原則として自由に二次利用できる情報しか掲載できないWikipediaの内容の充実にも大きく貢献しています。
  • 日本では、図書館などが地域住民と協同し、地域の項目をWikipediaに作成する編集イベント(エディタソン)「ウィキペディアタウン」が、「地域情報資源を活用した公共情報資産の共創活動」として注目され、2017年にはLibrary of the Year優秀賞を受賞しました

2023年には、独立系司書・門倉百合子氏が『70歳のウィキペディアン』(郵研社2023,11月刊)を、学校図書館司書で地域コミュニティとも協働する伊達深雪氏がウィキペディアでまちおこし』(紀伊国屋書店2023,12月刊)を刊行し、紙媒体に馴染み深い図書館界のより間近に、Wikipediaへの門戸が開かれました。

  • しかし、ウィキペディアタウンをはじめとする数々のエディタソンは、いまだ限られた地域の限定的なイベントでしかなく、その実態はけっして把握しやすいものとはいえません。そのため、新たにエディタソンを開催したい人々が運営の参考にできる情報も少なく、適切な協力者を見つけることも簡単ではありません。

本展では、Wikipediaに関係する(読むだけの貴方も含む)あらゆる個人・団体が、Wikipediaを通して得た知識や経験を広く共有し、Wikipediaを編集してみたいと思っている個人や、ウィキペディアタウンなどWikipediaを活用した企画の開催を夢見る人々、ICT活用や情報リテラシー教育の様々な手立てを模索する学校関係者等、あらゆる人々に、一歩を踏み出すちょっとしたヒントを提供します

 

 
 
付記 

ウィキメディア財団より、エディタソン等 助成制度のご案内

  

世界中の図書館や図書館員の手により成長し続ける #1Lib1Re

    

いま、Wikipediaでは何が起きているのか?  

  • 全ウィキメディアの共通おしらせ - ウィキメディア・プロジェクト全てに共通する話題、またメタウィキやその他のウィキメディア・プロジェクト、あるいは他言語版ウィキペディアに流された日本語版ウィキペディアにとって重要であると思われる話題をお知らせしているページ。。
  • ウィキペディア日本語版のおしらせ - ウィキペディア編集者に向けて、新しいテンプレートや新機能のアナウンス、ウィキメディア全体やウィキペディア日本語版全体に関わる議論のお知らせ、プロジェクト参加への呼びかけなどが行われているページ。
  
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開催年
2024
出展社
ウィキペディアを利用する人・したい人
イベントの有無
有り
担当者
各企画の主催者情報をご覧ください。
webサイト

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