図書館総合展フォーラムin行橋_オプショナルツアー

開催日時
-
想定対象
地域振興に携わっておられる皆さま
図書館に関心のあるすべての方々
事前申込
要申込
定員:

「黒ダイヤ」「白ダイヤ」と呼ばれた石炭と石灰石は、筑豊の発展を支えた重要な鉱物資源でした。それらを運ぶための鉄道路線がまさに網の目のように張り巡らされていましたが、その多くは役目を終えています。しかし現在も明治期の構造物を使いながら地域住民の足として運行を続ける路線も存在します。そのような産業遺産を実見し、当時建築された建物に足を踏み入れ、現地の方にお話を伺う「調べる学習」体験ツアーをご案内いたします。このツアーは「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品に着想を得て企画され、作品の著者がツアーガイドを務めます。
公益財団法人図書館振興財団/図書館総合展運営委員 佐藤達生)

 


このツアーは前日に福岡県行橋市で開催される「図書館総合展地域フォーラムin行橋」のオプショナルツアーですが、このツアー単独でもご参加いただけます。 

                

  • 日程:2024年9月21日(土)~22日(日) 1泊3食付き(1日目昼食、2日目朝食・昼食)
    <1日目>乗車場所「行橋駅周辺(8:30)」降車場所「のがみプレジデントホテル(18:00)」
    <2日目>乗車場所「のがみプレジデントホテル(9:00)」降車場所「小倉駅周辺(17:00)」
  • ●交通手段:貸し切りバス
    ツアーガイド:中野直毅さん(田川郷土研究会会長)
  • ●宿泊:のがみプレジデントホテル(福岡県飯塚市新立岩12−37、tel:0948-22-3840)
    1人1室 朝食付(夕食は各自ご自由にお召し上がりください)
  • ●参加費:55,000円(消費税・福岡県宿泊税込)
    ※大人・子ども同額
    ※直方フリーオプション:2日目に直方市でツアーを終了し、以降自由行動していただくことができます(事前にお申し出ください、代金は同額です)参考:直方からの交通手段 平成筑豊鉄道、JR筑豊本線、筑豊電鉄、福岡行高速バスなど
  • ●最少催行人数:15名。
  • ●参加申込〆切:8月20日
  • ●キャンセル料:
    旅行開始日の前日から起算して20 日~8 日:旅行代金の20%
    旅行開始日の前日から起算して7 日~2 日:旅行代金の30%
    旅行開始日の前日:旅行代金の40%
    旅行開始日当日:旅行代金の100%
  • ☆参加お申込み:
    「旅行条件書」をお読みのうえ、「申込書」(こちらのリンクからダウンロードしてください)に必要事項をご記入し、株式会社アイ・ダヴリュー・エイ・ツアー(担当:高橋)へメールもしくはファックスにてお申込書を提出ください。
  • ・前泊/後泊が必要の場合は旅行代理店へご依頼ください。・募集企画のため、お申込み受付は先着順となります。ぜひお早めにお申込みください。

    ◆旅行企画・実施/お申込み・お問い合わせ先
    株式会社アイ・ダヴリュー・エイ・ツアー
    TEL.03-6427-1577  FAX.03-6427-1561
    E-mail: k.takahashi☆iwa-fuk.co.jp(担当:高橋)←☆のところを@に

【参考】昨秋、図書館総合展で開催されましたフォーラム「図書館を使ったインダストリアル ツーリズム〈筑豊編〉」で、地域アーカイブまた図書館とツーリズムの親和性の高さを感じていただけます。こちらから↓。

https://www.libraryfair.jp/forum/2023/885

 

〈訪問予定地〉9月21日(土)

※訪問地のわかるmapをこちらから

  • ◆平成筑豊鉄道 石坂トンネル(第2隧道)
    1895(明治28)年開通、煉瓦造。九州最古の鉄道トンネル。1999年登録有形文化財(建造物)登録。将来の拡張を見越して複線用の幅員を持つが、複線化されることはなかった。
  • ◆平成筑豊鉄道 油須原(ゆすばる)駅
    1895(明治28)年建造、2022年に復元改修した木造建築駅舎。田川方面からの登り勾配用の補機を開放するための広い構内が残る。
  • ◆平成筑豊鉄道 内田三連橋梁
    1895年構築、煉瓦造3連アーチ橋。将来の複線化に備えた「下駄ッ歯遺構」と呼ばれる壁面構造を持つ。1999年登録有形文化財(建造物)登録。図書館を使った調べる学習コンクール受賞作品=2018年(第22回)大人の部優良賞「豊州鉄道の下駄ツ歯(複線化計画)にみる明治中期の筑豊炭鉱開発」
  • ◆田川市 料亭 あおぎり(昼食)
    本館1914(大正3)年建築、木造二階建入母屋造銅板葺。初代田川市長 林田春次郎氏の別邸。2019年国登録有形文化財指定。五木寛之が執筆に使った部屋が保存され香春岳が見える。『青春の門 筑豊篇』の冒頭は「香春岳は異様な山である」
  • ◆田川市石炭・歴史博物館
    1983(昭和58)年開館、ユネスコ世界記憶遺産「山本作兵衛コレクション」のうち627点を所蔵。元炭鉱住宅や炭鉱で使用された大型機械、坑内用電気機関車、9600型蒸気機関車。「炭坑節」に歌われた二本煙突、前庭から香春岳と田川伊田駅を発着する列車が見える。
  • ◆JR九州日田彦山線 後藤寺トンネル跡
    かつて日田彦山線の伊田—後藤寺間にあったトンネルが消えた。図書館を使った調べる学習コンクール受賞作品=2021年(第25回)大人の部優秀賞・毎日新聞社賞「消えた後藤寺トンネルの謎を追う」

〈訪問予定地〉9月22日(日)

  • ◆飯塚市 旧伊藤伝衛門邸
    1906(明治39)年から昭和初期まで増改築、筑豊の炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門と歌人柳原白蓮が約10年間過ごした。敷地面積約2,300坪、部屋数25。2020年国の重要文化財指定。庭園は2011年国の名勝指定(庭園)。
  • ◆直方市石炭記念館
    1971(昭和46)年開設、貝島炭礦専用線で使用されていたコッペル32号、C11型蒸気機関車を静態保存。記念館のすぐ下をJR筑豊本線(電化複線)と平成筑豊鉄道伊田線(非電化複線)が並走、直方駅の転車台を再利用した跨線橋が見える。2018年 石炭記念館内の「旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所」(現直方市石炭記念館)、「救護練習所模擬坑道」が国史跡『筑豊炭田遺跡群』に指定。
    ←直方フリーオプションを選択した方は、ここが最後の訪問地
  • ◆北九州市 若松駅と若松港
    筑豊本線の終点が最終目的地。筑豊で産出した石炭がここに集積され若松港から船積みされた。若松駅操車場跡地は現在「九岐の浜広場」と駐車場になり、当時の面影をしのばせる痕跡はないが、その広大さに接するだけで石炭産業の規模を感じ取ることができる。若松駅に石炭専用貨車セム1や隆盛当時の姿を伝える写真や地図などがパネル展示される。静態保存の9600型蒸気機関車は潮風にさらされ損傷が激しい。
  • ◆北九州市立若松図書館
    若松駅に隣接。若松駅と若松港の資料を閲覧予定。
タグ(選択式〈推奨〉)
タグ(選択式にないものをフリー記述)
開催年
2024
Document
Document
Document
Document

関連フォーラム