図書館利用のプライバシー保護について学ぼう!
公益社団法人日本図書館協会は2019年5月24日「デジタルネットワーク環境における図書館利用のプライバシー保護ガイドライン」を策定しました。
1984年「貸出業務へのコンピュータ導入に伴う個人情報の保護に関する基準」で利用者の秘密を守るための具体的基準を示しています。しかし、その後の急速なインターネットの普及、ICT技術の進展のなかで、当時想定していなかった課題に対応するために策定したものです。
2021年度はガイドライン概略を解説する動画をつくり、2022年度は内容を分かりやすく解説する動画をつくりました。図書館を利用するさまざまな場面でデータをどう取り扱うのか、是非具体的に確認してください。
なお、2021年度につくった動画も日本図書館協会図書館の自由委員会のサイトで公開していますのでご覧ください。
◆解説動画・第1章~第2章(はじめに,プライバシー保護の重要性)
準備中です
◆解説動画・第3章~第4章(7分44秒)
どんな場面で「個人情報」「利用情報」が収集されるか,収集した情報の管理
◆解説動画・第5章~第7章(10分18秒)
利用者による自己情報へのアクセスとコントロール, 外部とのネットワーク,どんな場面で「個人情報」「利用情報」が収集されるか,図書館員のプライバシー意識と図書館の体制
図書館の自由委員会のホームページを探検しよう!
図書館の自由委員会は、図書館の自由を守り、広げる責務を果たすため、ホームページと日本図書館協会のtwitterを通じて情報を提供しています。
図書館の自由に関する宣言 1979年改訂
http://www.jla.or.jp/ibrary/gudeline/tabid/232/Default.aspx
図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。/この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。
全文をゆっくり読んでみてください。
こんなとき、どうする?
http://www.jla.or.jp/committees/jiyu/tabid/657/Default.aspx
「COVID-19に向き合う」「捜査機関から「照会」があったとき」「いわゆる「読書通帳」サービスについて:「図書館の自由」の観点から」などについて解説します。
図書館の自由通信
http://www.jla.or.jp/committees/jiyu/tabid/657/Default.aspx
「人権擁護局からの資料回収要請についての考え方」「図書館資料への反論文書の貼り付けについての考え方」など、事例に応じて解説します。
『図書館の自由』ニューズレター
http://www.jla.or.jp/committees/jiyu//tabid/638/Default.aspx
1980年から刊行する『図書館の自由』ニューズレターの目次を掲載しています。88号(2015年5月)からは本文をPDFで公開し、どなたでも読むことができます。
「こらむ図書館の自由」
http://www.jla.or.jp/committees/jiyu/tabid/639/Default.aspx
図書館雑誌に連載中の「こらむ図書館の自由」を掲載しています。1991年から続くこのコラムは、身近な話題や事例から図書館の自由について読者といっしょに考えるものです。タイトルを見るだけでもこの30年間のさまざまな課題を知ることができます。
ほかにもどんな情報があるか、探検してみてください。
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