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 京都工芸繊維大学の紹介 


京都工芸繊維大学は、明治期に開校した京都高等工芸学校と京都高等蚕業学校、「工芸」と「繊維(蚕糸業)」のふたつの高等教育機関の流れを汲むものづくりの大学です。

  工芸蚕業 

大学の歴史

校地の変遷

 

 附属図書館の特色あるコレクション 

沿革 

 

 

■ 図書館資料所蔵の変遷
前身校の書庫・標本庫には、図書・雑誌のほか多岐にわたる資料(図案・図譜、標本・素材、掛図・巻物など)が集められ、教材として活用されてきました。
 

特色

 

 

■ 特色あるコレクション
前身校から引き継いだ貴重な資料と関係者からの寄贈により、特色あるコレクションを形成しています。

□ デザイン関係資料

京都高等工芸学校(1902(明治35)年開校)色染科、機織科とならんで設置された図案科では、積極的に欧米のデザイン資料を収集し、教育研究に活用。京都の伝統産業の近代化を牽引しました。その後、本学OBや教員など関係者から多くの寄贈も受け、デザイン関係資料の一大拠点となっています。

□ 蚕糸関係資料

京都蚕業講習所(1899(明治32)年開校)は京都高等蚕業学校、京都高等蚕糸学校、京都繊維専門学校と校名を変えながら一貫して蚕糸業に関わる教育研究を続けてきました。その過程で数多くの蚕糸に関係する書籍、教育資料を収集し、さらに多くの関係者からの寄贈を受け、国内有数の蚕糸関係書籍等を有するまでになりました。

 

2022年

京都高等工芸学校開校120周年、嵯峨キャンパスは開設100周年を迎えました!

ML120チラシ嵯峨100チラシ

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 ML(Museum&Library)連携展示 

美術工芸資料館Museum)と附属図書館Library)のML連携により、大学周年イベントの特別展示をしています。


■ 京都高等工芸学校120周年記念特別展示

附属図書館の1階と2階をつかって、前身校の写真や校地図、初期教員(浅井忠,中澤岩太,鶴巻鶴一,武田五一)の著作や貴重資料を紹介する 「もっと知りたい!」シリーズ、「前身校が集めた美しい本-図案・図譜・見本帖-」を展開しています。

  ML120二階ML120二階2 

  2階展示地図 

  ML120一階ML120一階2 

  美しいアルバム 

 

■ 嵯峨キャンパス100周年記念出張展示蚕糸資料ギャラリーOPEN

前身校が収集した養蚕関連資料(標本や図譜、錦絵など)を嵯峨キャンパス100周年記念イベントに出張展示します。

また、ML連携の展示協力により、嵯峨キャンパス教員によって長年収集され寄贈された養蚕関連の教材資料を公開するギャラリーがオープンします。

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 ML(Museum&Library)連携イベント 

展示だけでなく、イベントを開催! 回を重ねています。

◆ 対談 高台寺蒔絵 -魅力の解明と伝統技術の継承-

対談チラシ

高台寺蒔絵霊屋厨子扉の復元的作品制作に挑まれた蒔絵師を講師に迎え、高台寺蒔絵の魅力と謎の解明、伝統技術の保存と継承、文化財保存を考える講演と対談を企画しました。附属図書館では蒔絵や漆芸関連資料の展示と当日の出張展示をしました。

日時:2022/07/03(日) 13:30 - 16:00
講師:下出 祐太郎 (下出蒔絵司所三代目・京都産業大学文化学部京都文化学科教授)
    並木 誠士  (京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長・特定教授)
 〇動画配信 

 

◆ シンポジウム 学術コレクションと大学 -保存と活用-

シンポジウムチラシ

大学ミュージアムに携わってこられた講師を招き、大学の教育研究に資する個人コレクションと大学史料など「学術コレクション」の意義と価値、大学図書館と大学ミュージアムの機能、資料の保存と活用について事例を比較し、ディスカッションを行いました。

日時:2022/03/06(日) 13:30 - 16:30
講師:橋爪 節也    (大阪大学総合学術博物館教授,大学院文学研究科(兼任)文学部教授)
    五十 嵐公一   (大阪芸術大学芸術学部教授,大阪芸術大学博物館副館長)
    並木 誠士    (京都工芸繊維大学特定教授,京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)
 〇動画配信

過去イベント

 


【ML連携による成果】

〇 図書館資料は大学の歴史を語る!

連携してみたら…
  新入生にとっては自校史を知る入口
  卒業生にとっては来し方辿る機会
  先生方にとっては一次資料の再発見
  図書館員にとっては自館資料をより深く知る & もっと伝える活動

バックヤードでは…
  貴重書の再評価  ・書庫の確保 ・再整理 ・さらなる寄贈
  学内資料の発掘  ・未登録資料の確認&修理 ・展覧会図録の登録整理→OPAC公開
 が進みました。

 


 京都工芸繊維大学附属図書館について 

京都工芸繊維大学附属図書館は、1949(昭和24)年5月の新制大学としての大学創立時に、「京都高等工芸学校(1902(明治35)年設立)」に端を発する「京都工業専門学校」と「京都蚕業講習所(1899(明治32)年設立)」に端を発する「京都繊維専門学校」の両前身校の蔵書を引継ぎ、京都工芸繊維大学附属図書館工芸分館及び繊維分館として発足しました。 その後、1968(昭和43)年に大学キャンパスの統合整備により両分館を廃止し、現在地に建築され、1978(昭和53)年と1994(平成6)年に増築・改修が行われました。 さらに2004(平成16)年には、学生のための快適で豊かな学習環境の提供及び知的交流拠点としての環境の整備・提供を目的とし、リフレッシュ工事を行い現在に至っています。

【附属図書館ホームページ】https://www.lib.kit.ac.jp/

 ○ 所在地

  〒606-8585
  京都市左京区松ヶ崎橋上町1番地

 ○ 所蔵冊数

 図書 418,980冊(和書256,234冊、洋書162,746冊)
 雑誌  5,599種(和雑誌3,064種、洋雑誌2,535種)
             (2022年3月31日現在)

館内の様子

 

 

 京都工芸繊維大学美術工芸資料館について 

 美術工芸資料館は、1980(昭和55)年学内共同教育研究施設として設立され、本学前身の京都高等工芸学校創設時(1899(明治35)年)から教材として収集してきた資料を十全に保管するとともに、収蔵資料についての調査研究および展示公開をおこない、教育研究に貢献しています。
 収蔵資料の内容は、絵画、版画、彫刻、陶磁器、金工、漆芸、染織品、考古資料、文献資料、建築図面など多岐にわたり、その数は約5,200件(約54,000点)にも及んでいます。

【美術工芸資料館ホームページ】https://www.museum.kit.ac.jp/

  資料館外観 美術工芸資料館内の様子

 

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イベントの有無
無し
電話
075-724-7189
メールアドレス
library@jim.kit.ac.jp
FAX
075-724-7180