2025年10月より«第3日曜日»開館いたします!

三康図書館】をご存じですか?

知る人ぞ知る、いま大注目の専門図書館である当館。学生アルバイトがその魅力をご紹介します!

 

 

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最新情報(2025/9/26更新)

☆2025年10月より«第3日曜日»開館いたします!

10月から第三日曜日開館します

10月より、毎月第3日曜日を開館日といたします。

平日にはご来館が難しい方も、ぜひこの機会にご利用ください🏃

※なお、第3日曜日の直前の金曜日は休館日となりますので、ご注意ください。

 

☆当館の職員がL-1グランプリ本選に出場いたします!

「図書館の実空間とデジタル空間をつなぐ」がテーマの今年のL-1グランプリ本選に、当館の職員2名が

出場いたします!本選はどなたでも参観できますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします(><)!

日時 : 2025年10月22日(水) 1 - 

会場:パシフィコ横浜アネックスホール 第5会場

参観申し込みはこちら

詳しくは図書館総合展イベントページもしくは図書館総合展公式のnoteをご覧ください。

 

会場ポスター番号は「」です!

  ※掲示場所が確定次第、追記いたします。

2023年の総合展ではポスターセッションにおいて来場者投票賞5位を受賞した三康図書館。

今年のポスターも力作を製作中♪会場にてお会いしましょう☻

総合展開催中も、会場の様子を撮影した画像をアップしますので乞うご期待♪

 

☆現在当館で開催中の展示情報(2025/9/8~2025/10/3まで開催)

9月展示バナー

 ●9月ミニ展示【ひらいて楽しい植物図譜】

 江戸時代の植物図鑑の原稿・勝海舟の旧蔵書など植物に関する書物をご紹介🍃

 詳しくはこちら→ 資料展示 | 三康文化研究所/三康図書館

 

 ●9月蔵書紹介【小泉八雲と日本】

 小泉八雲に関する資料を、お手に取ってご覧いただけます✋

 詳しくはこちら→蔵書紹介ページ | 三康文化研究所/三康図書館

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ご利用案内

ぜひ東京タワーや芝公園、増上寺への観光に来た際には三康図書館へお立ち寄りください!

ご利用案内

〇開館日時

月曜~金曜日・第三日曜日 9:30 - 17:00(入館、閲覧請求、コピーの受付は16:30まで)

〇休館日

第三日曜日の前の金曜日

土・日(第三日曜日を除く)・祝祭日/年末年始

〇サービス

ロビーおよび閲覧室内の展示の閲覧、書庫見学無料

閲覧室の利用は1回100円(高校生以下および18歳未満は無料)

一部の参考図書を除き閉架式・館外貸出不可

〇アクセス

〒105-0011 

東京都港区芝公園4-7-4明照会館1階

TEL:03-3431-6073 FAX:03-3431-6082


 

本ページでは、ポスターの内容とは一味違った情報をお届けします。

 

三康図書館を学生アルバイトがまるっとご紹介!☻

三康図書館の魅力を、学生アルバイトの視点から全3弾でご紹介📚✨

①三康図書館って、どんな図書館?

成り立ち

三康図書館は、1964年に発足した図書館です。
その始まりは、私立図書館「大橋図書館」の蔵書約18万冊を引き継いだことにあります。

設立以降は、仏教研究所の付属図書館として、仏教・宗教関係の資料を中心に収集を続けてきました。
これらをあわせて、現在では約26万冊もの資料を所蔵しています。

所蔵資料のジャンルはじつに多彩🎨
戦前の大衆雑誌や児童書、さらには江戸時代の巻物まで――。
「○○に特化した図書館」と一言では言い表せない、ユニークな蔵書構成となっています(>_<)
💦

この奥行きのある蔵書構成こそが、三康図書館の大きな魅力です!

 

外観

東京タワーを望む、緑豊かな場所にあります。東京タワー、麻布台ヒルズの展望台からも見える茶色の建物です

(左の写真は麻布台ヒルズの展望台から撮影しました📸)

麻布台ヒルズから臨む三康図書館と図書館外観

利用者の方々が入りやすい雰囲気になるよう、入口にはウェルカムボードを設置しています。
このボードには、毎月“画伯”が季節に合わせたイラストを描いています
🖌

写真を撮ったとき(8月)は、夏真っ盛り!
浴衣を着た男の子が花火
🎆を見上げる、夏らしいイラストでした。

今月はどんな絵が描かれているのか、ぜひ直接足を運んで確かめてみてください👀

 

内観

閲覧室の様子

緑豊かな芝公園を臨む閲覧室は2023年に改装され、新しく生まれ変わりました🎶

書棚の本を一新し、書庫にどのような資料があるかも、より分かりやすく表示しています。
床にはカーペットを敷き、イスと机も新調。
全体的に明るく、心地よい空間になりました
💡

研究者の方はもちろん、古い資料をご覧になりたい方、お仕事やお勉強など、幅広い用途でご利用いただいています

 

書庫の写真

二階層にわたって広がる書庫は、まるで映画やドラマの世界に迷い込んだかのよう。圧巻の光景です!

通常、一般の方は立ち入ることができませんが、職員がご案内する「書庫見学ツアー」を毎日受け付けています🎶あなたも120年前にタイムスリップしてみませんか?
日程により実施していない場合がございますので、お問い合わせください。

 

 

②実際に手に取れる!?貴重資料の数々

📚三康図書館の特別な資料にふれてみませんか?

三康図書館では、他ではなかなか見ることのできない貴重な資料を数多く所蔵しています。

そしてやはり、それらの「ここにしかない資料」を目的に来館される方が多くいらっしゃいます👣

 

そんな貴重資料の中でも特に利用され、複写された枚数の多かった資料をランキング形式でご紹介します!

👑2024年度 複写枚数の多かった資料ランキング

1位:文芸俱楽部👯

博文館が発行した代表的な文芸雑誌。
近代文学、美術、演劇、落語、風俗研究において欠かせない一級資料です。

樋口一葉の『たけくらべ』が掲載されたことで一葉の名声を確立したことでも知られ、泉鏡花、尾崎紅葉、田山花袋、山田美妙など、明治・大正を代表する作家たちも数多く登場します。

さらに毎号、鏑木清方、小林清親、武内桂舟ら著名画家による木版口絵や挿絵が掲載され、美術的にも高い価値を持ちます。
芸妓・役者・芸人たちの貴重な写真や、当時の世相・風俗を伝える記事も豊富に収録されています。
(出典:ジャパンナレッジ)

 

2位:太棹

 

3位:野球界

文字通り野球を専門とする雑誌です。野球のほかにも、当時の日本で国技であり、野球と並ぶ人気スポーツであった相撲の記事にも力を入れていました。

 

【特集】あっ、これ授業で見たやつだ!👀

教科書で見た!学んだ!資料展のポスター

2024年4月に開催された「教科書で見た!聞いた!作品展」の様子をお届けします。※終了しています

三康図書館は、学生にも楽しんでいただける場所です♪
この展示は、私自身が学生時代に使っていた日本史の教科書に載っていた資料を実際に目にし、感動したことがきっかけで企画しました。

教科書で見た!聞いた!作品展_展示の様子と展示資料

『キング』や『蟹工船』、『太陽のない街』など、高校の日本史で学ぶ資料をピックアップして展示したところ、近所の高校生も見に来てくれました。

教科書で学ぶだけでなく実物を見ることで、理解が深まり、成績アップにもつながったかも…?💮

📖展示資料リスト(一部)📖

・国民之友 ・日本人 ・中央公論 ・文学界 ・キング 

・小説神髄 ・一握の砂 ・太陽のない街 ・蟹工船

※資料は閲覧室でご覧いただけます。

 

【特集】大注目!新聞にも取り上げられた発禁本

2025年8月、毎日新聞にて、三康図書館が所蔵する発禁本(発行禁止本)に関する記事が掲載されました。

(▶ 記事はこちら ※有料で読むことができます)

三康図書館では、戦時中の検閲をくぐり抜けて保存された発禁本を約1300冊所蔵しています。

これらは、当時の図書館員が命がけで守り抜き、現代まで受け継がれてきたものです.。o○

 

書庫内発禁本展示の様子

これらの資料は書庫内に特設コーナーを設けており、書庫見学の際にご案内しています💁

 

実際に資料を見たい方へ

👨「発禁本を実際に読みたい!」👩「どんな資料があるのかもっと知りたい!」

そんな方は、当館のOPAC(蔵書検索)
🔍 憲秩紊本(けんちつびんぼん)と検索してみてください。

当館が所蔵している発禁本の一覧をご覧いただけます。

(一部検索でヒットしない資料もあります。)

 

🕊️ GHQによる没収指定図書も展示

新聞記事の掲載に合わせ、図書館内では、戦後日本において“戦意高揚を目的としている”とみなされたことでGHQによって没収指定された図書の展示を実施しました。(2025.8.4-9.5まで)※終了しています

GHQ指定図書概要ポスター

当時の思想統制や検閲の実態を知ることができる、貴重な歴史資料です。

戦後検閲のリアルにふれる貴重な機会として、多くの来館者にご覧いただきました🌱

📖展示資料リスト(一部)📖

・戦車戦記 ・学生兵の手記 ・潜水艦戦記 ・ジヤワ作戦

・闘ふ船団 ・銃眼 ・仏印と私 ・真珠湾潜航○○大尉記

※資料は閲覧室でご覧いただけます。

 

発禁本や没収指定図書は、単なる“禁止された本”ではなく、

当時の社会・思想・時代背景を読み解くための極めて貴重な資料です。

当館では、戦前から戦後にかけて図書館員が守り抜き現代に受け継いだ資料をご覧になれます✨

 

これらの資料、実際に手に取って読むことができます!

三康図書館では、こうした他では見られない貴重な資料を、実際に手に取って、ページをめくって読むことができます👏

ぜひ一度、足を運んでみてください🐾

 

 

③職員に突撃インタビュー!

これまでご紹介したように、三康図書館には多種多様な資料が所蔵されています。

その中から、ベテラン職員さんが“これはぜひ見てほしい!”とおすすめするイチオシ資料を特別に紹介していただきました💁

職員Aさん

(資料の詳細はこちら→三康図書館OPAC(蔵書検索) 『伊勢参宮道中手形』)

イチオシ資料_職員Aさん

 

職員Sさん

(資料の詳細はこちら→三康図書館OPAC(蔵書検索) 『日刊ラヂオ新聞』)

イチオシ資料_職員Sさん

 

職員Kさん

(資料の詳細はこちら→三康図書館OPAC(蔵書検索) 『ケティ物語(家庭の巻)』)

イチオシ資料_職員Kさん

 

これらの資料も、実際にご覧いただけます!✋
ぜひ、職員おすすめの推し資料を手に取ってみてください📚✨

 

 

いかがでしたか?

少しでも三康図書館の魅力が伝わっていれば嬉しいです🎶
「図書館総合展2025」の会場、または三康図書館で、皆さまとお会いできることを楽しみにしています

総合展で「Webページ見たよ!」とお声がけいただけると、励みになります

                         執筆:三康図書館 学生アルバイトI

 

 



そのほか、詳しくは三康図書館ホームページをご覧ください。

三康図書館公式Facebook・X(旧Twitter)でも情報発信中♪
 

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