公益社団法人全国学校図書館協議会(全国SLA)とは…
今日、学校図書館は様々な資料・情報の活用を通して子どもたちの「自ら学ぶ力」をはぐくむ活動の拠点(学習・情報センター機能)、読書を通して子どもたちの豊かな人間性をはぐくむ活動の拠点(読書センター機能)として、その役割が大いに期待されています。公益社団法人全国学校図書館協議会(Japan School Library Association 略称=全国SLA)は、各都道府県の学校図書館研究団体(各県SLA)と協力して、学校図書館の充実発展と青少年読書の振興を図るために様々な活動を行っています。
学校図書館の整備充実を図る運動(職員配置、予算増額、施設拡充など)、学校図書館向け資料の選定と普及、学校図書館活用や読書推進に関する調査研究、学校図書館の研究および学校図書館職員の資質向上を図る各種の研修、青少年の読書の振興と普及を図る各種コンクール、顕彰活動等を行っています。また、機関誌『学校図書館』(月刊)、『学校図書館速報版』(月2回刊)、写真ニュース『としょかん通信』(月刊)を発行、そのほか学校図書館の運営や読書指導に関する図書等を刊行しています。
(公社)全国学校図書館協議会 https://www.j-sla.or.jp/
学校図書館が情報活用授業に関わることで、子どもの学びが変わります。
学校図書館の活用=資料・情報の活用です。印刷資料だけでなく、デジタル、インターネットによる多様な資料を活用して、児童生徒の主体的な学びを支える学校図書館の可能性を探ります。
教育のインフラとしての学校図書館が、教科横断的に授業をコーディネートすることで、多様な資料やICTの活用を通して、学習を深め、広げて授業改善を図りましょう。
また、授業実践の記録を残すことの意義、重要性についても言及します。第3回情報活用授業コンクールの受賞者発表とともに、コンクール応募書類の書き方のヒントも参考に、実践記録をまとめることで自分の実践を振り返り、次につなげていくヒントにしましょう。
【講 師】
神澤登美子 氏(元・荒川区学校図書館支援室学校図書館スーパーバイザー、全国SLA学校図書館スーパーバイザー)
福田孝子 氏(元・東京学芸大学非常勤講師、全国SLA学校図書館スーパーバイザー)
堀川照代 氏(放送大学客員教授、全国SLA理事)
村山正子 氏(元・東京学芸大学非常勤講師、全国SLA学校図書館スーパーバイザー)
【内 容】
◆講 義◆
「資料・情報活用になぜ学校図書館が必要か」(約40分)
「資料活用した授業の記録を残そう」(約10分)
◆実践発表◆ 第3回情報活用授業コンクール受賞者発表(約60分)
*学校図書館で情報活用能力を育てる
杉並区立高井戸東小学校司書教諭 綾部 里 氏
*「箱ひげ図とデータの活用」単元における図書を用いた調べ学習
元・静岡市立城山中学校、現・静岡市立大里中学校教諭 齋藤慶一 氏
*ICTを活用した授業実践
同志社女子中学校・高等学校司書教諭 加藤美穂子 氏
◆おまけ◆ ここに注意!応募書類書き方のヒント(情報活用授業コンクール)(約10分)
【対 象】 学校図書館、ICT活用教育等に興味関心のある方。
【受講方法】 動画配信の視聴(インターネットブラウザから閲覧できます)
【動画公開期間】 2023年10月26日(木)12:00~11月15日(水)17:00
※オンデマンド配信。公開期間中は何度でもご覧いただけます。
【参加費】 1,000円(視聴権) ※事前申込制
【申込方法】 チケット販売システムPeatixのSLAページより、オンラインチケット(視聴権)を購入します。
チケットのお申込はコチラ⇒https://peatix.com/event/3706695/view