30年内戦を経験したカンボジアでのアクセシブルな図書づくり

開催日時
-
開催方法
オンライン開催(Zoom)
想定対象
図書館員、学校図書館員、NPO、NGO、教育支援・国際協力に関心のある方
定員: 100

マルチメディアDAISY版での本イベントのお知らせはこちらから!

https://www.efa-japan.org/wp/event/20221129/

エファは、困難な状況におかれるアジアの子どもたち(特に女の子や障害児)が安心安全に過ごせる居場所と、自分たちの力で未来を拓くために必要な教育の機会を届ける活動を行っています。

その代表的な活動が、子どもたちに「本」を届ける活動です。



主にラオスとカンボジアで、図書館・図書室支援、地域コミュニティにおける教育サポートなどを行っています。

活動地の一つであるカンボジアは、1970年から1998年まで30年にも及ぶ内戦状態にありました。

多くの学校や図書館は閉鎖となり、処刑場や刑務所として使われました。また、多数の図書館員が殺害され、図書館の蔵書の大部分が焼却されたといいます。

ほとんどの本はゼロから作り直さなければならなくなりました。


内戦終了から30年経つ現在も、子どもたちのための本、特に障害児のための本は非常に少ない状態です。



カンボジア国立図書館の本は内戦で焼却され、500冊にまで減少しました。

教育の復興が進む今も、特に農村に暮らす子どもたちや障害がある子どもたちなどは、未だ大きな教育格差の中にあります。

エファは、このような子どもたちに生きる力を届けてくれる「本」「図書」の力と可能性を信じています。

今回のイベントでは、こうした開発途上国の図書の現状と、アクセシブルな図書作りの現場についてご報告します。

当日プログラム

19:00 開会の挨拶・エファジャパンの紹介
19:10 「本の飢餓」とインクルーシブ教育
19:20 カンボジア農村部の障害児のライフスキル向上プロジェクト
19:40 質疑応答
19:50 閉会の挨拶

登壇者

 
エファジャパン事務局長 関 尚士


エファジャパン海外事業担当 鎌倉 幸子

組織概要

エファは、日本全国の自治体や公立の病院、保育所、福祉施設、交通機関や上下水道などの公共サービスに従事する人たちが行ってきた国際協力事業「アジア子どもの家」を引き継ぎ、2004年に設立された国際協力NGOです。貧困やさまざまな障害のため学校にいけない子どもたちの権利を守り、初等教育の推進や児童労働の削減、障害児のライフスキルの向上に取り組んでいます。

お申し込み

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申し込み締切:11月28日(月)

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開催年
2022
主催
特定非営利活動法人エファジャパン
担当者
鎌倉幸子(海外事業担当)
電話
03-3263-0337
メール
info@efa-japan.org