災害の記憶を、未来を守る力に。
令和6年能登半島地震や各地の豪雨災害など、自然災害が相次いでいます。
「災害の記録や教訓をどう継承し、未来の防災に活かすか」――
この問いは、情報を集め、整理し、伝える役割を担う私たちにとって重要な課題です。
本フォーラムでは、災害の記憶の風化を防ぎ、「忘れない」を形にする具体的な方法を考えます。
信州大学での災害アーカイブの構築・活用事例や、防災科学技術研究所(防災科研)の取り組みを紹介し、図書館・学校・地域が連携し、災害伝承や防災教育を推進していくためのヒントを探ります。
「利用者や住民に防災を“自分ごと”として捉えてほしい」
「自館・自校でもできる取り組みを知りたい」
そんな皆様のご参加を心よりお待ちしています。
本フォーラムが、図書館・学校・地域で「忘れない」ための新たな一歩となれば幸いです。
こんな方におすすめです!
- 災害の記録や資料の保存・活用方法に関心のある方
- 学校での防災教育や探究学習のテーマを探している教員の方
- 地域連携による防災活動の新たな切り口を求めている方
- デジタルアーカイブの構築や実践事例に興味のある方
プログラム
≪ファシリテーター≫
前田 佐知子(防災科研 自然災害情報室室長補佐)
◆ 第1部 災害アーカイブの構築と防災教育現場での活用事例 ◆
「信州大学で取り組む災害アーカイブの構築と活用」
内山 琴絵(防災科研 客員研究員・信州大学教育学部 助教)
◆ 第2部 防災科研での取り組み・活用事例紹介 ◆
「長期的な災害資料の収集とデジタルアーカイブ構築の課題と展望」
竹口 明希(防災科研 自然災害情報室)
「防災の寺子屋:利用者自身の学びに応える防災教育コレクションの活用」
田中 亜紀子(防災科研 自然災害情報室)
申込方法
下記フォームよりお申し込みください
防災科研フォーラム申し込みフォーム
申し込み締め切り:10月17日(金) 12:00まで
締め切り前に定員200名に達した場合は、その時点で申し込み受付を終了します。
登壇者の発表資料は後日掲載いたします。
<過去の図書館総合展出展内容>
◆2024年(パシフィコ横浜会場)
自然災害情報室 ブース紹介
【スピーカーズコーナー】研究者制作・監修!防災パネルミニ展示
◆2023年(オンライン)
研究者制作・監修!防災パネル展示
防災教育コレクション
関東大震災に関する所蔵資料
◆2022年(オンライン)
【災害と図書館2022】災害発生!あなたならどうする?~水害編~
◆2021年(オンライン)
東日本大震災10年 災害アーカイブのこれまでとこれから
・「災害アーカイブを語る」
・「HOW TO 災害アーカイブ」
・災害アーカイブ担当者インタビュー:「東日本大震災災害アーカイブの10年」
◆2020(オンライン)
「災害発生!あなたならどうする?」
◆2019(パシフィコ横浜会場)
「災害アーカイブの発展と継承 ~東日本大震災を例に」
防災ワークショップ:「災害発生!あなたならどうする?」
◆2018(パシフィコ横浜会場)
西日本豪雨災害 緊急報告会~被災地図書館からの報告
ファシリテーター:前田 佐知子(防災科研 自然災害情報室)
内山 琴絵(防災科研 客員研究員・信州大学教育学部 助教)
竹口 明希(防災科研 自然災害情報室)
田中 亜紀子(防災科研 自然災害情報室)