JST/CHORUS FORUM: MONITORING OPEN ACCESS COMPLIANCE IN JAPAN
本フォーラムは終了いたしました。多数のご参加をありがとうございました。各講演資料・動画はCHORUSのサイトで公開しております。(2023.12.25 更新)
「JST/CHORUSオンラインフォーラム:オープンアクセス政策下におけるモニタリングとコンプライアンスの実践」開催趣旨
本年5月に日本で開催されたG7を踏まえ、日本における公的資金による研究成果論文のオープンアクセスに関する国の方針が検討されています。政策の具体的な内容はまだ明らかになっていませんが、政府は2025年度新規公募分からの学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた国の方針を策定すると明言しています。
即時オープンアクセス政策の実現に向けて、我々には次のような観点での議論が必要と考えられます。
- 研究成果のプレプリント・プラットフォームへの学術誌投稿前の論文(プレプリント)の投稿について。
- 著者最終稿(学術出版社受理原稿)の機関リポジトリへの掲載について。
- 公的機関や研究機関が運営する、もしくは分野別の公開リポジトリへの著者最終稿の掲載について。
- 学術出版社が発行するフルオープンアクセス誌(Gold OA)もしくはハイブリッド誌に論文掲載料(Article Processing Charge, APC)を支払う論文投稿・公開について。
- オープンアクセスに転換するための契約(Transformative Agreement/Journal、Read& Publish、Publish & Read、Subscribe to Open等)について。
今後、研究者、大学、研究機関、研究助成機関は、研究成果の新しいオープンアクセス政策への準拠が求められることになり、その実現状況把握のためには研究成果のオープン・アクセシビリティのモニタリングも重要な観点となります。上記のように研究成果の即時公開の実践には多くの論点があるため、研究成果のオープン・アクセシビリティは複雑なものとなることが見込まれます。
2023年JST/CHORUSオンラインフォーラムでは、新しいオープンアクセス政策への準拠において大学・研究機関が直面する課題や取り組み、研究者をどのように支援していくかなどについて取り上げます。
プログラム・パネリスト
当日資料の公開を開始しました。「Presentation」のリンクをクリックしてください。(資料は日本語・当日も全ての講演は日本語で行われます。)
https://www.chorusaccess.org/events/jst-chorus-virtual-forum-monitoring-open-access-compliance-in-japan-under-the-new-national-policy/
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協賛
- ACS Publications
- IOP Publishing
- Royal Society of Chemistry
- SILVERCHAIR
- STM
- Taylor & Francis Group
全ての講演は日本語で行われます。
※お申し込みには図書館総合展のアカウント登録が必要です。アカウント作成はこちら(イベント申込主催者への情報開示にメールアドレスを含めてください):
https://www.libraryfair.jp/user/register
※当日の視聴用URLを11月6日(月)15:48、9日(木)17:10、13日(月)9:50に配信しました。今後のお問い合わせは担当者までお願いいたします。
※お申し込みいただいた個人情報は図書館総合展運営委員会の申込受付システムを通じて、科学技術振興機構(JST)、CHORUSの代理として紀伊國屋書店が限定的に取り扱います。当該フォーラムの配信、アンケート等の確認のみ用い、目的外利用は行いません。その他詳細は紀伊國屋書店個人情報保護方針をご参照ください。
- 土屋 俊 氏(独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構)(モデレーター)
- 木下 直 氏(国立大学法人 東北大学)
- 武内 八重子 氏(国立大学法人 千葉大学)
- 小野寺 千栄 氏(国立研究開発法人 物質・材料研究機構)
- 河合 将志 氏(国立研究開発法人 国立情報学研究所)
- 岡田 大二朗 氏(国立研究開発法人 科学技術振興機構)