「みんなで育てる図書館災害救急BOX」情報交換会2024を開催しました!
11/7、図書館総合展会場にて、令和6年能登半島地震に関する情報交換会を開催しました。〈図書館総合展防災関係出展チーム〉メンバーの熊谷から、展示している被災地図書館の様子を解説しながら報告し、来場者からの質疑応答などを行いました。ご来場いただいた方にあつく御礼申し上げます。
被災後にどのような情報が求められているのか、平時の備えとするにはどうしたらよいのか。
正答のない問いに対して、情報の共有を今後も模索していく活動を今後も続けます。
来年度の図書館総合展までの間に、また情報交換会の機会を持ちたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
「みんなで育てる図書館災害救急BOX」情報交換会2024を開催します!
「みんなで育てる図書館災害救急BOX」とは
私たち〈図書館総合展防災関係出展チーム〉では、「災害に備える自治体・図書館職員の質問と不安とに、図書館企業や被災経験者が、その研究・開発成果、商品・サービス情報、実践事例を、テキストとリンクとで答えてゆく」Q&Aサイトをつくることを企画しています。
Q(質問を投稿すること)もA(ソリューションを示すこと)とも無料、閲覧もどなたも自由にみられる無料ウェブサービスです。私たちと一緒に、災害へ備える知見・経験集をいっしょに育ててゆきませんか。
情報交換会2024のご案内
図書館総合展防災関係出展チームでは、災害と図書館に関する不安や質問に、それぞれの立場でソリューションの提案やノウハウを持ち寄り、次の災害に備えるために、知見・経験を蓄積していこうと「図書館災害救急BOX」を立ち上げ、2023年11月にキックオフミーティングを行いました。
2024年1月1日に令和6年能登半島地震が発生し、図書館等の運営に大きな影響が出ました。図書館災害救急BOXでは、急ぎ、どのように再開させるか悩まれている方も多いと考え、図書館と災害に関するリンク、記事、文献等を掲載しました。4月には豊後水道の地震活動、8月には日向灘の地震活動が活発になり、南海トラフ「巨大地震注意」が発表されました。他にも豪雨災害など様々な自然災害が発生しており、それらに対する備えが求められています。
図書館総合展2024では、「災害と図書館2024」として、災害アーカイブ展示コーナーを会場内に設置しました。
ここでは、災害アーカイブパネル展のほか、能登半島地震に関する資料の展示、トークコーナーの場を設け、図書館と災害についてのミニイベントをいくつか開催します。
図書館災害救急BOXは、このトークコーナーで、令和6年能登半島地震を受け、皆様がどのような行動をとったのか、情報交換をしたい、と思って、ミーティングを企画しました。
能登半島の図書館の被害状況はもちろんですが、支援活動を行っている方、関連企業の方など図書館を支える皆様の動きを持ち寄り、今後の災害に備えるヒントを探りたいと考えています。
短い時間ではありますが、11月7日(木)12時15分から、図書館総合展会場内の「災害と図書館2024」トークコーナーにお越しください。
皆さんのご参加をお待ちしております。
なお、この情報交換の様子は、オンライン開催期間に一部をアーカイブ配信できるよう準備をしております。予めご了承いただければ幸いです。
図書館総合展防災関係出展チーム 熊谷慎一郎、堀田弥生