昨今、街の書店が消えていくことに危機感を募らせる方も多いのではないでしょうか?そのような中、経産省が主導して書店振興に向けた部局横断のプロジェクトチームを立ち上げるなどの動きがあり、また、文科省は「図書館・書店等連携実践事例集」を公表し、図書館等が地域の書店、出版社等との連携により地域に根差した読書環境醸成に取り組まれることを期待しています。 今、全国的に「本のある場」の魅力が改めて見直される動きがある中、図書館と書店が連携していくことで、どのような可能性を見いだせるかを考えてみたいと思います。
登壇者
和氣 正幸 氏
本屋ライター
永江 朗 氏
ライター
タイムスケジュール
10:30~10:35 プロローグ(開会挨拶、趣旨説明、問題提起)
10:35~10:50 講演① 仮題)「わざわざ系書店の現場から」和氣 正幸 氏(本屋ライター)
10:50~11:05 講演② 仮題)「地域の書店や出版社は、図書館へ何を求めるか」永江 朗 氏(ライター)
11:05~11:10 配置転換
11:10~11:45 パネルディスカッション 「図書館と書店の連携における、「本のある場」の可能性を探る」
11:45~11:55 質疑応答
11:55~12:00 まとめ・閉会
イベントのポイント
ポイント①
図書館と書店、目的は違えど共に「本」を私たちに届けてくれる重要なインフラである。
今年の6月には文科省が「全ての国民があらゆる機会と場所において書籍に触れ、読書を行うことができるよう、図書館及び文化拠点としての書店等の振興が図られることや、図書館等が地域の書店、出版社等との連携により地域に根差した子供のための読書環境醸成に取り組むことなどが期待されている」として、「図書館・書店等連携実践事例集」を公表した。
また、経産省が主導して、書店振興に向けた部局横断のプロジェクトチームを立ち上げ、書店経営者など幅広い有識者と車座ヒアリングを実施している。
今、「本のある場」の魅力が改めて見直される動きがある中、図書館と書店が連携していくことで、どのような可能性を見いだせるかを考えてみたい。
ポイント②
書店界に造詣が深いゲスト2名に、昨今の書店業界と将来への見通しについて、それぞれの見識により講演をいただく。
ポイント③
ゲストと図書館の現場を良く知る方々との対談によって、両者が連携していくことで、これからの「本のある場」にどのような可能性があるかについて探っていく。
※お問い合わせは下記アドレスまでお願いいたします。
第26回 図書館総合展 丸善雄松堂事務局
メール:my_lf@maruzen.co.jp
永江 朗 氏(ライター)